少しでも外壁塗装を長持ちさせると、塗り直しの手間も費用もカットできます。結局は自分の負担を減らすことができますから、長い目で見ても重要なことでしょう。そのために大切になるのが塗料選びです。外壁塗装と言っても、選べるのは色だけではありません。塗料にもいろいろな種類があり、耐久性も変わってきます。使う場所の環境によって塗料を変えるなどすれば、仕上がりも良くなりますし、長持ちするのでメリットが多く実感できるでしょう。
外壁塗装に使う塗料を大きく分けて耐久年数を見ていきましょう。
・ウレタン塗料
いろいろなところに使われるメジャーで身近な塗料です。そのため費用も安く押させることができるのがメリットです。耐久性が一般的に6年から10年くらいですので、ある程度のサイクルでチェックが必要になります。
・フッ素塗料
耐久性がアップした安定力の高い塗料です。耐久力が高いことで評判はいいのですが、そのぶん費用は少し高めです。耐久性は10年から15年程度で、環境によっては20年くらい持つことも珍しくありません。
・シリコン塗料
耐久性とコスパの両方から、現在多く使われている塗料です。10年から15年程度は持つので、手入れが頻繁には不要なのが特徴です。
塗料によって耐久年数が変わってくるのですが、それ以前に環境によっても左右されます。耐久性に影響を及ぼすこととしては、湿気や紫外線です。直接強い日差しがあたれば、それだけ劣化も進みやすいです。また雨が多かったりして湿気が続く環境も塗料にはマイナスです。雨のあとに早く乾くように外壁付近に物を置かないなど工夫をすることでも長持ちさせることは可能です。また小さなひび割れを見つけ時に修繕しておくと、のちのち大規模な塗り直しになることなくコンパクトに済ませることもできます。建物の立地条件によっても耐久年数は変わってくるので、一般的なタイミングはあくまでも参考程度にして、チェックをして早目の対策が大切です。
外壁塗装は塗りなおしをすることで建物自体を守ることができます。ですから外壁塗装自体も傷みが見られたら、塗りなおしが必要です。またその手間と費用から、どの塗料にするのかを考慮することもポイントです。質とコスパなど比較して選ぶことがおすすめです。塗料の選択は専門業者と相談しつつ、自分でも情報を知っておくと納得できるでしょう。